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乳幼児期は今も昔も人間形成の土台づくりの時期です。一人ひとり、そして仲間集団の成長過程を理解し、その思いを豊かに表現する芸術的感性と子どもらしさを育むことが求められています。この幼稚園教育コースでは、幼稚園、保育園、他の児童福祉施設において、日々の生活の中で子どもの豊かな感性と様々な遊びに共感し、子どもや保護者と共に育ち合える教育(保育) 者の養成をめざしています。本コースを卒業するには幼稚園教諭1種免許の取得が必要です。また保育士資格も選択すれば取得できます。
2つの専攻の入学者の選抜は、AO入試、推薦入試、一般入試の特徴を生かして行います。具体的には、 AO入試は芸術的感性開発専攻志望者のみを対象、推薦入試は両専攻志望者を対象、一般入試(前期のみ)はこども保育専攻志望者のみを対象に、入学者の決定を行います。
また、教育職員免許法に従って単位を修得することにより、希望する他の学校種(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校) の教員免許状を取得することができます。ただし、芸術的感性開発専攻では中学校の音楽又は美術、こども保育専攻では小学校を取得しやすい履修体系になっています。
社会福祉、児童福祉、人権教育、発達心理学、乳児保育、幼児保育計画論、障害児教育基礎理論、障害児教育史、こどもと人間関係など5領域科目、こどもの表現a(音楽表現)、こどもの表現b(造形表現)、こどもの感性開発実践演習Ⅰ・Ⅱ、こどもの保健Ⅰ・Ⅱ、こどもの栄養、社交的養護内容、保育実践方法論、こどもの発達相談、家族支援論、社会福祉、相談援助、教育実地研究(幼稚園)、保育実習(保育所・施設)など。
子どもたちの感性は非常に多様で鋭いものです。子どもたちの芸術的感性の芽を見つけ育てることを通して、子どもたちの個性と創造力を伸ばすことができる教員の養成を行います。
絵画・彫刻基礎、器楽表現技法研究Ⅰ、鑑賞教育など。
名前・職位 | 専門分野 | 教育・研究内容など |
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幼稚園教育コース・こども保育専攻の教員に加え、中学校教育コースの音楽専攻と美術専攻の教員で運営しています。 |
小学校教育段階を見通した幼児教育者養成をおこなってきた実績に、子ども(たち)の観察、地域の子育て支援活動の企画・運営や園・施設支援ボランティアなどの体験的学びを重ねながら、協働性の中で高め合える教育(保育)者を養成します。
専門ゼミナール(幼稚園)、プロジェクト総合演習Ⅰ・Ⅱなど。
名前・職位 | 専門分野 | 教育・研究内容など |
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小西祐馬 准教授 |
児童福祉 貧困研究 |
“貧困が子どもに与える影響”“不利な状況にある子ども・親を支援する保育・教育・福祉のしくみ”などを中心に、「子どもの貧困」「子育て環境の不平等」の研究を行っています。 |
森野美央 准教授 |
発達心理学 保育学 |
子どもは、自他の気持ちや思考をどのように理解していくのでしょうか。傍にいる保育者に求められる役割は?色々な園へ通い、この答えを探す研究をしています。 |
脇 信明 准教授 |
保育学 幼児教育学 |
幼稚園・保育園などにおいて、子どもの理解を基盤とした保育の在り方や、とりわけ子ども同士の関わりや協同性の育ちなどの研究を行っています。 |
種類 | 教科等 | ||
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免許 | 小学校教諭 | 一種、二種 | |
中学校教諭 | 一種、二種 | 国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語 | |
高等学校教諭 | 一種 | 国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、書道、保健体育、工業、家庭、情報、英語 | |
幼稚園教諭 | 一種、二種 | ||
特別支援学校教諭 | 一種、二種 | ||
資格 | 学校図書館司書教諭 | 夏季休業中の講習を修了した場合、資格を取得することができます。★★ | |
保育士 | 幼稚園教育コース所属生のみ選択可能 |