来たれ、若人!
教師になりたいと思っている皆さん、長崎大学教育学部は、異なる価値観を理解し合い、学ぶ意欲と熱意にあふれた皆さんを待っています。
教育学部は、いま皆さんが教わっている学校の先生を育てるところです。先生の仕事は、子どもたちに学ぶことの意味と喜びを伝える尊い仕事です。これからの社会を担う人材を育てるやりがいのある仕事です。子どもたちの豊かな世界観を育てながら、自らも成長していける価値ある仕事でもあります。
皆さんには、ここ長崎大学教育学部で多くのことを学び、また、大学生活のなかで豊かな経験をしてもらいたいと思っています。そして、未来を担う子どもを育てるため、教師に必要な高い資質と能力を身につけていただきたいと思っています。
そうした教師を育てるわたしたちの学部は、明治維新後間もない1874年(明治7年)に、「小学教則講習所」として開設されました。すでに140年余の伝統をもつ「しにせ」です。
教育学部のある長崎は、古くから中国や東南アジアをはじめとする海外諸国との交易で栄えました。16世紀のポルトガル船来航以降は、キリスト教伝道のメッカとなりました。古来より西洋に開かれ、昔から高い志をもった若人がこの地に学び、西洋に向かってはばたく勇気を養った地です。皆さんも、先人に倣い、困難な課題にも果敢に挑戦する勇気、未知の世界に飛び込む勇気を身につけて欲しいと願っています。勇気もまた、未来を切り拓いていく子どもたちに教師が教えるべきことのひとつです。
わたしたちの教育学部には、幼児教育、小学校教育、特別支援教育、中学校・高等学校の各教科のことを教えるプロフェッショナルがそろっています。皆さんが学び、躍動する舞台はすでに整っています。あとは、皆さんがその幕を開け、そこで活躍するのみです。教師になりたいと思っている皆さん、「来たれ!わが教育学部に!」
学生の皆さんの『何でも相談』を受けています。面と向かって言えないことや、学部のこと、授業のこと、先生のこと、ゼミ室のことなど、『何でも相談』を受けます。
皆さんの意見は学部を運営する上で必ず反映させていくことを約束します。
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